押上ファースト歯科03-5819-4825予約・相談
紅葉の日本庭園を散歩する夫婦
削る前に、原因から。

一般歯科・
むし歯治療

しみる、痛い、詰め物が取れた。そんなときの歯の中の変化と、削る量を抑えて歯を長く残すための治療をお伝えします。

いまの
お気持ちから

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1いまの状況は?

2いちばん気になることは?

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    「痛くなってから来る」を、
    変えるために

    明るい相談室で、歯科医師が歯の模型を手に、患者さんに話している
    痛くなってから削るほど、歯は減ります
    奥歯の断面図。外側のエナメル質、その内側の象牙質、中心の神経と血管、歯ぐきと骨の位置関係
    歯は、外から3つの層でできています

    歯を失う主な原因は、年齢にかかわらずむし歯と再治療の繰り返しです。早く見つけるほど、削る量を抑えやすくなります。

    ①むし歯とは何が起きている病気か

    歯の表面では、溶ける(脱灰)と戻る(再石灰化)が毎日くり返されます。
    溶ける側に傾き続けると、穴になります。

    同じ奥歯の模型を2つ並べた写真風の画像。左は甘い飲み物と角砂糖のそばで、歯の表面が白く濁っている(溶ける)。右は水と歯ブラシのそばで、表面がなめらかなつやを取り戻している(戻る)溶ける(脱灰)戻る(再石灰化)
    溶けると戻るを、毎日くり返しています

    細菌が糖から作る酸で歯が溶け、唾液がそれを戻す。このせめぎ合いがむし歯です。

    • 食べると酸性に傾き、約30分で中性に戻る
    • pH 5.5を下回る間、歯は溶ける
    • 量より回数。「砂糖不使用」の果汁にも糖がある

    差は「なりやすい歯」ではなく、磨き残しやすい場所です。

    食べたあと、口の中はどう変わるか

    食べる10分20分30分pH 5.5 この間は歯が溶ける
    口の中が中性に戻るまで約30分。何度も口にするほど酸性の時間が長くなるため、量より回数が大切です。

    ②むし歯の進行段階と、それぞれの治療

    ごく初期(C0)は削らずに様子を見られます。
    穴があけば詰め、神経まで届けば根の治療、残せなければ抜歯も検討します。
    段階は症状だけでは分からないため、レントゲンで確かめます。

    むし歯の5つの段階を、奥歯の断面の模型で並べた写真風の画像。表面がわずかに濁る、エナメル質の小さな穴、象牙質まで、神経まで、歯の上が大きく崩れるC0C1C2C3C4
    段階は深さで決まり、症状だけでは分かりません

    段階はC0〜C4の5つ。進んでいるか止まっているかでも対応が変わります。

    • C0:白く濁る。削らず、フッ化物と歯みがきで経過を見る
    • C1:小さな穴。小さく削って詰める
    • C2:穴が大きくなる。削って被せる
    • C3:神経に届く。根の治療(根管治療)[1]
    • C4:根だけ残る。抜歯も検討

    根の治療をした歯の約91%は、5年後も使えていました[3]。

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    症状だけでは段階は決まりません。初診のときに、レントゲンで確かめてお伝えします。

    ③できるだけ削らない・神経を残す

    削る量をできるだけ抑えて、歯を長く残します。
    神経の近くまで進んだむし歯でも、残せる場合があります。

    深いむし歯を取ったあと、顔を出した神経の上を薬で覆い、その上に詰め物をした歯の断面図
    神経の近くまで進んでも、残せる場合があります

    再治療のたびに歯が減る修復サイクルを、できるだけ遠ざけるためです。

    • 神経が顔を出したら、MTAセメントで覆う。水酸化カルシウムよりうまくいく人が多い(差は10人に1人)[6]
    • 神経を残せる場合がある治療。料金は相談時に

    ④精密に治療するための設備

    拡大して見ること、唾液を入れないこと。
    この2つが、削る量と根の治療のゆくえを支えます。

    当院の歯科医師が、診療台のそばでマイクロスコープをのぞいている
    見えないものは、治せません
    歯の模型に、枠で張った緑のゴムのシート(ラバーダム)をかぶせ、治療する奥歯1本だけが穴から出て、金属の留め具で留められている
    ゴムのシートで、唾液を入れない

    根の治療は1mm以下の範囲を扱うため、拡大して見ます。

    どこまで拡大して見るか

    マイクロスコープ25倍
    拡大ルーペ6倍
    肉眼1倍
    当院の機器の仕様。根の治療では1mm以下の範囲を扱うため、通常の治療とは見え方の必要度が違います。

    ⑤痛みへの配慮

    表面麻酔、細い針、電動の注射器で、麻酔そのものの痛みを減らす工夫をしています。

    診療台で、患者さんが軽く手を挙げ、歯科医師が手を止めてうなずいている
    痛いときは、手を挙げて知らせてください

    麻酔の痛みは、刺す痛みと、薬が入る圧の痛みの2つです。

    • 刺す前に塗る麻酔(表面麻酔)
    • 細い針と、ゆっくり一定に入れる電動の注射器[8]
    • レーザー治療では、麻酔なしで行う場合も

    ⑥治療のあとが本番

    詰めた歯は「直してある」状態で、辺縁は再びむし歯になりやすい場所です。
    治療のあとのメンテナンスで、この繰り返しを止めて歯を長く守れます。

    再治療の繰り返し。小さな詰め物、大きな詰め物、かぶせ物、根の治療をした歯、抜けたあとの5つの歯
    再治療するたびに、歯は減っていきます

    奥歯の白い詰め物がだめになる主な理由はむし歯と破折で、むし歯になりやすい方や大きな詰め物ほど再治療が増えます[9]。

    • 治した歯の辺縁を、こまめに確かめる
    • 根の治療のあとは、かぶせ物の質が成績を左右する[2]
    • むし歯のリスクに合わせて、通う間隔を決める

    再治療の繰り返し(修復サイクル)

    1. むし歯を削って詰める
    2. 詰め物の辺縁から再びむし歯
    3. もっと大きく削ってかぶせる
    4. 神経まで届き、根の治療
    5. 残せなくなり、抜歯
    高所得国でも、むし歯とこの再治療の繰り返しが歯を失う主な原因とされています。
    どこかで止められれば、歯はそのぶん長く残ります。

    ⑦当院での一般歯科の流れ

    初診は、検査と説明から始めます。
    方針は、削る量を最小限に・麻酔の痛みを減らす・神経をできるだけ残す、の3つです。
    墨田区・押上駅から徒歩1分、平日は19時まで診療しています。

    診療室で、歯科医師がモニターの図を示しながら患者さんに検査の結果を説明している
    1初診:検査と説明
    相談室で、歯科医師が治療の選択肢を書いた紙を示し、患者さんが考えながら聞いている
    2治療の計画
    当院の診療台の上に設置されたマイクロスコープ
    3治療
    透明な台に並んだ、白い詰め物・かぶせ物と金属の詰め物の見本
    4詰める・かぶせる
    診療台のそばで、歯科衛生士がタブレットを見せながら患者さんと次の通院について話している
    5メンテナンス

    むし歯を防ぐ主役はご本人で、私たちは支える側です。

    当院での進み方

    1. 初診:検査と説明お話とレントゲン(必要なら歯科用CT)で原因を確かめます。痛みが強ければ先に応急処置
    2. 治療の計画選べる方法と費用(保険か自費か)をお伝えします
    3. 治療表面麻酔と電動の注射器で麻酔の痛みを減らし、拡大して見ながら削る量を抑えます
    4. 詰める・かぶせる材料は保険が基本。より良い治療を希望される方には、内容をご説明します
    5. メンテナンスむし歯になりやすさに合わせた間隔で、治した歯を確かめます

    ⑧一般歯科・むし歯治療 Q&A

    参考文献(8件)
    1. Ng YL, Mann V, Rahbaran S, Lewsey J, Gulabivala K. Outcome of primary root canal treatment: systematic review of the literature - part 1. Effects of study characteristics on probability of success. Int Endod J. 2007;40(12):921-39. PMID: 17931389
    2. Ng YL, Mann V, Rahbaran S, Lewsey J, Gulabivala K. Outcome of primary root canal treatment: systematic review of the literature - Part 2. Influence of clinical factors. Int Endod J. 2008;41(1):6-31. PMID: 17931388
    3. Kwak Y, Choi J, Kim K, Shin SJ, Kim S, Kim E. The 5-Year Survival Rate of Nonsurgical Endodontic Treatment: A Population-based Cohort Study in Korea. J Endod. 2019;45(10):1192-1199. PMID: 31439355
    4. Lin PY, Huang SH, Chang HJ, Chi LY. The effect of rubber dam usage on the survival rate of teeth receiving initial root canal treatment: a nationwide population-based study. J Endod. 2014;40(11):1733-7. PMID: 25175849
    5. Manfredi M, Figini L, Gagliani M, Lodi G. Single versus multiple visits for endodontic treatment of permanent teeth. Cochrane Database Syst Rev. 2016;12:CD005296. PMID: 27905673
    6. Zhu C, Ju B, Ni R. Clinical outcome of direct pulp capping with MTA or calcium hydroxide: a systematic review and meta-analysis. Int J Clin Exp Med. 2015;8(10):17055-60. PMID: 26770296
    7. Kwak EJ, Pang NS, Cho JH, Jung BY, Kim KD, Park W. Computer-controlled local anesthetic delivery for painless anesthesia: a literature review. J Dent Anesth Pain Med. 2016;16(2):81-88. PMID: 28879299
    8. Opdam NJ, van de Sande FH, Bronkhorst E, Cenci MS, et al. Longevity of posterior composite restorations: a systematic review and meta-analysis. J Dent Res. 2014;93(10):943-9. PMID: 25048250
    豆知識抜歯の歴史
    「歯の虫」退治から、鉗子の進化まで
    歯の痛みは「虫」のせいだと信じられていた時代の話

    ご案内した節を、すべて読み終えました。

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