押上ファースト歯科03-5819-4825予約・相談
冬の朝、隅田川の橋の上でマフラーに顔をうずめて微笑む女性

当院の一般歯科の進め方
初診の流れ、使う設備、費用の考え方

初めての日に何をするか、どんな設備を使うか、費用はどこで分かれるか。治療の前に知っておきたいことをまとめました。

①初診は、検査と説明から

強い痛みがあれば、まず応急処置をします。
そのうえでお口全体を調べ、説明してから計画を立てます。

相談室で、歯科衛生士が問診の紙を手に、患者さんの話を聞いている
初めての日は、お話と検査から

初めての日は、検査とお話から始めます。強い痛みがあれば応急処置を優先します。

初診の流れ

  1. 問診お困りのこと、持病・お薬、妊娠中かどうか、通いやすい曜日や時間。
  2. 検査お口の中の確認、レントゲン。根の形や骨を見る必要があればCT。
  3. 説明むし歯の段階、選べる治療、回数と費用の見込み。よい点も注意点も、正直に。
  4. ご相談と計画ご希望を聞いて決めます。持ち帰ってから決めていただいて構いません。
  5. 治療麻酔の痛みを減らす工夫と、削る量を減らす処置。
  6. メンテナンスへ治したあとに通う間隔を決め、予防歯科へつなぎます。
当院の一般的な流れ。痛みの強さやお口の状態で、順番が変わることがあります。

説明でお伝えすること

持ち帰って、ご家族と相談してから決めていただけます。

②レントゲンとCT
なぜ撮るのか

見えないむし歯や根の先の病気を調べるためです。
被ばくは小さいとされ、さらに必要なときだけに絞って撮ります。

歯科用CTで撮った画像。あごの骨と歯の根を、断面と立体で表示している
CTは、必要な場合に限って撮影します

歯と歯の間や詰め物の下、根の先の病気は、目では見えないためレントゲンで確かめます。

  • デンタル:数本の歯を細かく
  • パノラマ:お口全体を1枚で
  • 歯科用CT:根や骨を立体で(根の治療・抜歯の前)

被ばくはどのくらいか

研究のまとめでは、小さなレントゲン1枚で平均約1.3マイクロシーベルトでした [1]。

歯科のレントゲン1回あたりの実効線量(研究のまとめ)

小さなレントゲン(デンタル)

平均1.32μSv

パノラマ

平均17.93μSv

歯科用CT

出典:Lee & Badal 2021、2010〜2020年の文献のまとめ[1]。機種・撮る範囲・年齢で大きく変わり(CTは17〜392μSv)、当院の機器の実測値ではありません。

自然界から1年に受ける量(約3,100マイクロシーベルト)と比べ、CTでも数%です [1]。妊娠中の方は事前にお伝えいただければ、撮るかどうかを一緒に考えます。

③使う設備
見える、削りすぎない

削る量を減らし、唾液を入れないための設備です。

当院の歯科医師が、拡大ルーペとライトをつけている横顔
通常の治療は、拡大ルーペで
先の太さが0.3〜1.0mmの、極細のバー4本
削る範囲を小さくする、極細のバー
  • 極細のバー:健康な部分を残しやすい
  • 拡大:ルーペ約6倍、マイクロスコープ約25倍
  • ラバーダム:ゴムのシートで唾液を防ぐ
  • 3D光学スキャナー:型取りをデジタルで

設備は、何のためにあるか

「見える」から削る量を減らせ、「唾液を入れない」ことが根の治療の成否に関わります。

マイクロスコープを使う範囲は、歯の状態で決めます。

④虫歯治療の費用
保険と自費の分かれ目

むし歯の治療の多くは保険で行えます。
材料や設備によって自費になる場合は、事前にお伝えします。

相談室で、歯科医師が費用の説明資料を示し、患者さんが落ち着いて聞いている
保険か自費かは、材料を選ぶときにお伝えします

詰める・かぶせる治療と根の治療は、基本的に保険診療です。

レジン・CAD/CAM冠などが保険の範囲です。

自費になるのは、主にセラミックと保険に項目のない処置です。見た目・もち・費用で一緒に決めます。

自費の料金は、治療費用のページでご覧いただけます。

  • MTA覆髄・ラバーダム・マイクロスコープを使う根の治療・レーザー・CTの料金は相談時にご説明します
  • 保険の白い歯は、審美歯科の記事へ
  • 静脈鎮静は自費で、専門の医師の日程調整が必要です

虫歯治療は何回? 回数と期間の目安

小さなむし歯は1〜2回、根の治療は数回です。歯の状態で変わるため、はじめに見込みをお伝えします。

回数のために急ぐことはしません。再治療を増やさないことが、長い目で通院を減らすと考えています [2]。

⑤当院での進め方
ご予約から治療後まで

オンラインかお電話でご予約ください。
検査と説明のあと、納得してから治療に入ります。

診療台のそばで、歯科衛生士が患者さんに治したあとの通い方について話している
治療後は定期的なメンテナンスが大切です
  • ご予約:オンライン予約またはお電話
  • 初診:問診・検査・説明(強い痛みは応急処置を優先)
  • 計画:回数・費用の見込み。持ち帰って決められます
  • 治療:痛みと削る量を減らす処置
  • 治療後:メンテナンスへ

相談だけでも構いません。聞きにくいことこそ、お尋ねください。

持病・お薬・妊娠中の方は、問診でお伝えください。お薬の飲み方は、担当の歯科医師・医師と相談しながら決めると安心です。

参考文献(3件)
  1. Lee H, Badal A. A Review of Doses for Dental Imaging in 2010-2020 and Development of a Web Dose Calculator. Radiol Res Pract. 2021;2021:6924314.PMID: 35070450
  2. Brantley CF, Bader JD, Shugars DA, Nesbit SP. Does the cycle of rerestoration lead to larger restorations? J Am Dent Assoc. 1995;126(10):1407-13.PMID: 7594013
  3. Mjör IA, Moorhead JE, Dahl JE. Reasons for replacement of restorations in permanent teeth in general dental practice. Int Dent J. 2000;50(6):361-6.PMID: 11197194
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