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冬の朝、隅田川の橋の上でマフラーに顔をうずめて微笑む女性

受けられるかどうか、先に確かめること

始める前に歯と体の状態を確かめ、あなたに合う進め方で白い歯を目指します。先に治療したり、方法を工夫したりすることで、受けられることも多くあります。

①体の状態に合わせて、始める時期と方法を選ぶ

妊娠中・授乳中の方は、出産・授乳を終えてからのスタートをおすすめしています。
光過敏症の方も、光を使わないホームホワイトニングで白さを目指せます。

明るい白い部屋で、赤ちゃんを抱いた母親が白い歯で笑い、赤ちゃんも笑っている
妊娠中・授乳中の方は、終わってからご案内します

体の状態によっては、始める時期や方法を選ぶことで、安心してホワイトニングを楽しめます。

  • 妊娠中・授乳中:影響を調べた研究がまだないため、出産・授乳を終えてから始める
  • 光過敏症:光を使わないホームホワイトニングで白さを目指せる

妊娠中・授乳中の方へ

影響を調べた研究がまだないため、この時期は控えています。出産・授乳を終えてから、あらためて白い歯を楽しんでいただけます。

妊娠中のお口のケアは、小児歯科の「妊娠中の歯周病リスク」の記事でご紹介しています。

持病やお薬がある方

持病やお薬がある方も、相談のときにお伝えいただければ安心して進められます。お薬手帳をお持ちいただくとスムーズです。

主治医への確認が必要かどうかも、相談のときにご説明します。まずはお気軽にご相談ください。

②お口の状態を整えて、気持ちよく始める

むし歯や根の露出、しみやすい歯、亀裂があっても、先に治したり塗り方を工夫したりして進められます。
しみる痛みを抑え、歯を守りながら白くするためです。

明るい診療室で、歯科医師が小さなミラーで、診療台の笑顔の女性の歯を確かめている
白くする前に、お口の状態を確かめます

薬は歯の中に入って働きます。しみやすい場所を先に確かめておくと、快適に白さを目指せます。

お口の状態に合わせた、ホワイトニングの進め方

程度に合わせて、工夫して行う

  • 歯の根の露出:露出した部分を覆い、マウスピースの形を工夫する
  • しみやすい歯:しみを抑える薬を前後に使う
  • すり減り・くさび状のへこみ・合わない詰め物:その部分を避けて塗る

先に整えてから始める

  • むし歯:先に治療し、神経を守ってから始める
  • 歯石・着色:クリーニングで落とし、薬が歯に届くようにする

時期を待つ、または別の方法をご提案

  • 乳歯・生えたばかりの永久歯:歯が育つのを待つ
  • エナメル質・象牙質がうまく作られていない歯
  • 金属の成分が沈着した変色
  • 重い亀裂のある歯
どの進め方が合うかは、お口を拝見してご提案します。

むし歯は、先に治してから

むし歯を先に治しておくと、薬による神経の炎症(歯髄炎)を防ぎ、安心して白さを目指せます。

むし歯の段階は、一般歯科の「むし歯の進行段階」の記事でご紹介しています。

歯ぐきが下がって、根が見えている歯

根の部分はエナメル質に覆われておらず、しみやすい場所です。程度に合わせて根を覆って守ることで、ホワイトニングを行えることもあります。

しみやすい歯、亀裂やすり減りがある歯

しみを抑える薬を前後に使い、快適に続けられるよう調整します。強くしみるときは無理をせず中止し、ほかの方法を一緒に考えます。

亀裂やすり減りがある歯は、その部分を避けて塗るなどの工夫をします。重い亀裂のある歯には、かぶせ物など別の方法をご提案します。

乳歯や生えたばかりの永久歯は、歯が育つのを待ってから始めます。お子さんの歯の色が気になるときも、お気軽にご相談ください。

③詰め物・かぶせ物・差し歯がある方も

ホワイトニングは受けられます。
人工の材料は白くならないため、白くしたあとの色の合わせ方まで先にご提案します。

相談室で、歯科医師が歯の模型を見せ、女性の患者さんが笑顔で聞いている
詰め物がある方には、色の差も先にお伝えします

ご自分の歯が白くなったあと、詰め物の色を新しい歯の色に合わせることもできます。

  • 詰め物の色も合わせたい → ホワイトニングのあとに、白さに合わせて作り直す(審美歯科)
  • 前歯に差し歯がある → 周りの歯とそろうよう、作り直しも含めてご提案
  • 小さな詰め物 → 色の差が気にならないことも多い

黄ばみの正体が、詰め物の変色のこともあります。詳しくは「詰め物・かぶせ物・差し歯がある方へ」の記事でご紹介しています。

④相談で一緒に確かめる6つのこと

全身の状態、お口の状態、詰め物、しみやすさ、目標の色、歯石取り。
この6つを確かめて、あなたに合う計画を立てます。

相談室で、若い女性の患者さんが問診の紙に記入している手元。横に歯科衛生士
相談で、6つのことを確かめます

ホワイトニングの前に確かめる6つのこと

  1. 全身の状態妊娠・授乳の予定、持病とお薬、光過敏症の有無。
  2. むし歯と歯ぐきの状態むし歯や歯ぐきの下がりがあれば、先に治すか、塗り方を工夫します。
  3. 詰め物・かぶせ物の場所と色白くならない部分と、白くしたあとの色の合わせ方を確かめます。
  4. しみやすさ過去にしみた経験、根の露出、亀裂、すり減りの有無。
  5. 目標の色と、白くなりにくい要因テトラサイクリン歯なども、回数を増やすなど計画を工夫します。
  6. 歯石取り・クリーニング薬を塗る範囲をきれいにしてから始めます。
相談で確かめる項目の例で、順番はお口の状態で変わります。

当てはまるものがあっても、工夫や時期の調整で進められる場合があります。

ご自分では分かりにくいものがほとんどなので、お口を拝見しながら一緒に確かめます。

参考文献(2件)
  1. 『WHITENING CLEANING ホワイトエッセンスが実践する技術&ノウハウ』2章「リピート化するホワイトニング」3 禁忌症(全身的要因・口腔内的要因)・4 知覚過敏が生じやすい歯への対処・6 白くなりにくい要因・7 施術前のクリーニング・8 計画の立て方
  2. Kwon SR, Wertz PW. Review of the Mechanism of Tooth Whitening. J Esthet Restor Dent. 2015;27(5):240-57.PMID: 25969131
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