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紅葉の日本庭園を散歩する夫婦

歯ぐきが見える笑顔を整えたい
ガミースマイル

笑ったときの口唇・歯・歯ぐきのバランスが整うと、笑顔の印象は明るく変わります。当院では、歯ぐきが見えすぎる状態(ガミースマイル)の治療を行っています。

①ガミースマイルとは

笑ったときに歯ぐきが2mm以上見える「高い」スマイルラインのことです。
原因に合わせて、歯と歯ぐきのバランスを整えられます。

スマイルラインの3つの見え方

笑ったときのラインは、3つに分かれます。

  • 「通常」:前歯が完全に見え、歯ぐきが1〜2mm見える
  • 「低い」:上唇が前歯の2〜3割を覆う
  • 「高い」:歯ぐきが2mm以上見える。いわゆるガミースマイル

20〜30歳代のおよそ10%に見られ、女性に多い傾向があります [1]。

施術前後イメージ

施術前後のイメージ図。左(Before)は笑うと歯ぐきが広く見え、右(After)は歯ぐきの露出が少ない
施術前後イメージ(図)

治療前後の、歯ぐきの見え方のイメージ図です。

治療例(正面と横顔)

当院の治療例の写真。上段は正面から笑った口元、下段は横顔。左が治療前、右が治療後
治療例1(左:治療前、右:治療後)
当院の治療例の写真。上段が治療前の正面と横顔、下段が治療後の正面と横顔
治療例2(上:治療前、下:治療後)

当院で治療を受けた方の写真です(左の組は左右、右の組は上下が治療前・治療後)。

②ガミースマイルの原因
3つに分けて考える

歯の長さ・歯の位置・口唇の位置と形の3つです。
原因がわかると、お口に合う治療を選べます。

ガミースマイルの3つの原因:唇の位置・形の問題(上がりすぎるリップライン)、歯の長さの問題(歯の長さが短い)、歯の位置の問題(歯の位置が下、もしくは前すぎる)
3つに分類される症状・原因
  • 歯の長さ:歯が短い
  • 歯の位置:下、もしくは前すぎる
  • 口唇の位置・形:上がりすぎるリップライン

上くちびるが短い・よく動く、上あごの骨が縦に長い、なども原因になります [2]。いくつかの原因が重なることも多いため、最初に丁寧に確かめます。

治療の前に、RAYFaceで仕上がりのシミュレーションを見られます。

③ガミースマイルの治し方
原因ごとの治療方法

原因に合わせて、歯ぐきの手術、部分矯正、くちびるの手術から選びます。
歯の見える長さと、歯ぐきの見え方のバランスを整えます。

原因ごとの施術方法:唇の位置が上がりすぎ→上唇粘膜切除術、歯の位置が下または前すぎる→歯冠長延長術+部分矯正、歯の長さが短いまたは小さい→歯肉切除・歯冠長延長術
ガミースマイル治療について(原因ごとの施術方法)
  • 歯が小さすぎる:歯肉切除、歯冠長延長術
  • 歯の位置が下または前すぎる:歯冠長延長術+部分矯正
  • 上唇が上がりすぎる:上唇粘膜切除術

治療イメージ

治療前の口元の写真。笑うと上の歯ぐきが見えている
治療前
治療後の口元の写真。笑っても歯ぐきの露出が少ない
治療後(上唇粘膜切除術によるもの)
  • 治療の内容:上唇粘膜切除術
  • 費用:220,000円(税込・自費)
  • 期間・回数:手術は1回。抜糸まで約1〜2週間
  • リスク・副作用:治療後に腫れや出血を伴う場合があります
  • 主な訴え:笑うと上唇が上がりすぎて、歯ぐきが見える
  • 写真の掲載は、ご本人の同意を得ています

歯冠長延長術

歯冠長延長術の3つの段階:1 歯ぐきが歯を覆っている状態、2 余分な歯ぐきを切除する、3 歯が本来の長さに見える状態
歯冠長延長術イメージ
  • 施術の内容:露出している歯ぐきを外科的に除去し、歯を大きく見せる
  • ダウンタイムが必要だが、後戻りしにくい
  • 同時にセラミック改善で、歯の位置や形を整えることもできる
  • 副作用やリスク:治療後に腫れや出血を伴う場合があります
  • 施術の価格:自費。料金は料金表のページへ

上唇粘膜切除術

上唇粘膜切除術の3つの段階:1 上唇と歯ぐきの間の粘膜、2 粘膜を切除する、3 上唇が上がらないように縫合した状態
上唇粘膜切除術イメージ
  • 施術の内容:上唇と歯ぐきの間の粘膜を切除し、上唇が上がらないように縫い合わせる手術
  • 1回の施術で、効果が長く続くとされる
  • 副作用やリスク:治療後に腫れや出血を伴う場合があります
  • 施術の価格:自費。料金は料金表のページへ

④治療のリスクと後戻り

手術のあとは腫れや出血が出ることがあり、ダウンタイムが要ります。
くちびるの手術は少し戻ることがありますが、効果の多くは保たれていたと報告されています。

  • 手術のあとに、腫れや出血を伴うことがある
  • 歯ぐきの手術・くちびるの手術とも、ダウンタイムが要る
  • 骨格が大きな原因のときは、歯ぐきやくちびるの処置に加えて、別の治療を考えることがある [2]

くちびるの手術の後戻り

13研究のまとめでは、見える歯ぐきが6か月で平均3.1mm減り、36か月後も効果の多くが保たれていたと報告されています [3]。

手術をしない方法(ボトックス)

注射で上くちびるの筋肉をやわらげ、手術をせずに歯ぐきを見えにくくする方法もあります。効果は数か月で薄れるため、続けるなら注射を繰り返します(詳しくは「ボトックス治療」へ)。

ガミースマイルの治療は自費診療です。料金は、料金表のページでご覧いただけます。

参考文献(4件)
  1. Amro LA, Abdalwahab MM, Zazou N, Amr AEH. Prevalence of Different Etiologies of Excessive Gingival Display: Identifying Diagnostic Patterns. ScientificWorldJournal. 2026;2026:8869911.(序論のまとめ:およそ1割で女性に多い。研究の数字で、日本人の割合ではありません)PMID: 41767215
  2. Abu Alfaraj TM, Aljohani RE, AlFaifi FA, et al. A Review of Current Techniques in Lip Reposition Surgery for Treating Excessive Gingival Display. Cureus. 2024;16(12):e75293.PMID: 39776712
  3. Mendoza-Geng A, Gonzales-Medina K, Meza-Mauricio J, Muniz FWMG, Vergara-Buenaventura A. Clinical efficacy of lip repositioning technique and its modifications for the treatment of gummy smile: systematic review and meta-analysis. Clin Oral Investig. 2022;26(6):4243-4261.PMID: 35347420
  4. Rojo-Sanchis C, Montiel-Company JM, Tarazona-Álvarez B, et al. Non-Surgical Management of the Gingival Smile with Botulinum Toxin A-A Systematic Review and Meta-Analysis. J Clin Med. 2023;12(4):1433.PMID: 36835971
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